コンドミニアムとは?長期滞在にもオススメ?
ホテル・別荘豆知識
コンドミニアムは、リゾート地や避暑地など、特別な環境にいるのに、日常と変わらない生活が可能になる宿泊施設です。
気楽に過ごせるコンドミニアムは、ホテルとは違う魅力があります。
コンドミニアムについて詳しく知っておくと、長期滞在がオリジナリティー溢れるものになるはずです。
一般的なホテルや高級マンションとどう違うのかも知っておきましょう。
コンドミニアムとは

コンドミニアムとは、自宅さながらに日常生活が送れる宿泊施設です。
そのため、夏休みなどの中期〜長期休暇でよく利用されています。
コンドミニアムを大きく分けると、ホテルタイプとバケーションレンタルタイプの2つがあります。
ホテル業界と不動産業界のどちらが手がけているかによってタイプが分かれるため、違いも知っておきましょう。
ホテル業界
ホテル業界が手がけているものの中には、通常のホテルの客室とは別にコンドミニアム専用として運営されているものがあります。
コンドミニアムでありながらも、フロントにスタッフが常駐しているので、いざという時には安心。
ホテルならではのクリーニングサービスが利用できるところもあり、掃除が苦手な人も快適に過ごせるでしょう。
また、部屋のお風呂とは別に大浴場やレストランが建物内にあるため、気分転換もできます。
もちろん、通常のホテル営業を行いながら、コンドミニアム運営もしているホテルもあります。
ホテル業界が運営しているコンドミニアムが、どんなサービスをしているのかを選ぶ基準にするのも良いでしょう。
不動産業界
バケーションレンタルタイプとして運営しているのが、不動産業界のコンドミニアムです。
この場合のコンドミニアムは、マンションオーナーが一室を貸し出していることも多いです。
また、不動産業者を通して、管理会社やリゾート会社が運営している場合もあります。
この場合のコンドミニアムは、眺望が良かったり、立地のわりにリーズナブルな場合もあるため、掘り出し物に出会いやすいです。
最近ではコンドミニアムを探せるサイトも多くできているため、探してみるのも楽しいかもしれません。
海外でのコンドミニアム
元々コンドミニアムという言葉は、アメリカやカナダでの分譲マンションを表す言葉として使われていました。
日本でも分譲マンションはコンドミニアムという意味を持ち、賃貸物件はアパートメントに分類されます。
日本ではコンドミニアム=リゾート別荘というイメージが強く持たれていますが、海外での意味合いとは違うことを覚えておきましょう。
日本でのコンドミニアム
日本では、主にリゾート地にある集合住宅型の別荘を指しています。
軽井沢などの別荘地帯にも多く、コテージとは違う海外気分が味わえるのが魅力です。
海外に比べると普及率は低いですが、コロナ禍の影響でコンドミニアムを利用する人も目立っています。
全国どこへ行っても美味しいものが溢れているからこそ、現地の食材を調理して食べられるのが日本のコンドミニアムの特権です。
長期滞在にもオススメコンドミニアムのメリット

コンドミニアムは自由が利くからこそ、長期の滞在でもストレスフリーに過ごせます。
長期の滞在で特にメリットになる点も知っておきましょう。
子ども連れでも安心して過ごせる
ミルクやおむつが必要な年齢でも、コンドミニアムなら安心して過ごせます。
小さな子どもがいればそれだけ荷物も多く必要ですが、コンドミニアムなら生活家電も充実しているので、イレギュラーにも対応可能。
急に体調を崩した時でも、手料理を作ってあげたり、子どものペースに合わせてゆっくり食事ができます。
家族でロングステイする場合には、ホテルでは堅苦しいと感じることもあるでしょう。
そんな時にも、コンドミニアムなら、まるでその土地に引っ越してきたかのように家族の日常をシフトできます。
最小限の荷物で宿泊できる
長期滞在となると、着替えや下着など衣類がかさんでしまいます。
ホテルでもコインランドリーがついている場合がありますが、下着などはなかなか洗いづらいものです。
コンドミニアムには洗濯乾燥機が備わっていることも多いため、最小限の衣類でまかなえます。
長期滞在すれば、天候が悪い日や気温が大きく変わる日もあるでしょう。
下着類を持たない分だけ、備えの1枚が増やせるのも嬉しいポイントです。
リーズナブルに滞在できる
コンドミニアムの場合、ホテルとは違う1室あたりの料金設定になっていることが多いです。
例えば、4名までなら追加料金がない物件であれば、グループで長期滞在をしてもコストが抑えられます。
ホテルでは3名以上となると部屋も限られますが、コンドミニアムなら一軒、ワンフロア単位で借りれることがほとんどなので、選ぶ段階から楽しめるでしょう。
ご当地グルメが楽しめる
コンドミニアムに長期滞在すれば、自炊も楽しめます。
近所のスーパーや市場で食材を調達すれば、その土地の美味しいものが手軽に味わえます。
長期滞在期間に毎日外食するのは経済的ではありませんし、土地勘がない中でのお店選びは大変です。
自炊をすればその分だけ食費も抑えられ、健康的な食事が叶います。
美味しいお酒を手に入れた時にもすぐにおつまみを作って楽しめるのも、コンドミニアムの特権です。
普通のホテルとの違い

一見、ホテルの方が安心感があり、何かと便利に思えますが、コンドミニアムにはホテルでは感じられない解放感があるのです。
普通のホテルとの違いを見ていきましょう。
部屋数が多い
普通のホテルとコンドミニアムの違いは、部屋数の多さです。
ホテルは明確なリビングスペースがなく、ベッドを中心とした間取りになっています。
一方で、コンドミニアムはリビングがあり、ベッドルームなどが部屋で分かれています。
コンドミニアムの方がゆったりと過ごせる造りになっているのです。
自由度が高い
ホテルには、フロントスタッフや清掃サービスなどのメリットもありますが、自由度が高いのはコンドミニアムです。
海外のホテルでは、サービスを受けるたびにチップを払う習慣もあり、慣れないうちは何かと疲れてしまうでしょう。
日本では、サービスの1つとして受けられるクリーニングサービスも、海外のホテルでは追加料金になることもあります。
コンドミニアムは部屋管理が必要ですが、干渉されることなく自由に過ごせるのがホテルとの違いです。
高級マンションとの違い

コンドミニアムは高級なイメージが強いですが、それと同じくらい憧れている人が多いのが高級マンションでの生活です。
日本や海外の高級マンションについて知ると、コンドミニアムのメリットが見えてきます。
日本では貸し出されることが少ない
海外では、高級マンションの一室をオーナー不在時に貸し出す「リロケーション」が行われることがあります。
しかしながら、日本の高級マンションにはコンドミニアム用のものはほとんどありません。
日本の場合は、海外のように貸し出す前提では造られていないのです。
自分が住む目的で購入する人がほとんどなため、コンドミニアムで高級物件を探した方が理想に近づけるでしょう。
高級マンションのように敷居が高くない
高級マンションとなると金銭的にも敷居が高く感じますが、コンドミニアムは高級物件ばかりではありません。
中には、単身用のものや、素朴な造りを売りにしたものもあります。
リゾート地にあるものが全てではないので、住みたい土地でコンドミニアムを探してみるのも良いでしょう。
まとめ

コンドミニアムは海外旅行で利用する印象が強いですが、日本でも海外気分が味わえます。
ただ、コンドミニアムにも様々な種類があるため、部屋数や立地など自分に合ったものを選びましょう。
長期で滞在する場合は、ホテルよりもコンドミニアムの方が現地の良さを体感できます。
リーズナブルに抑えたいときにもコンドミニアムがおすすめです。
東急バケーションズには、コンドミニアムのように生活できるリゾート施設が多く揃っています。
国内でのロングバケーションにはぜひ検討してみてください。