キッチン付きホテルのおすすめポイントや過ごし方の例を紹介します
ホテル・別荘豆知識
客室内にキッチンが備え付けられているホテルは、食事にこだわりたい方や長期滞在の方に人気です。好みや体調に応じた食事がとれるので、旅の満足度も高まるでしょう。しかし、ホテルによってキッチンの性能や用意されている調理器具には差があります。キッチン付きホテルを選ぶ際には、備品やレンタル品の確認も重要です。
今回はキッチン付きホテルでの過ごし方や備え付けられている物、調理を楽しむために持ち込みたい物を紹介します。
キッチン付きホテルとは
キッチン付きホテルとは、ホテルの客室内にキッチンが備わっているホテルです。宿泊者は周辺で購入したり持ち込んだりした食材で、自由に調理を楽しめます。
キッチン付きホテルは、コンドミニアムやレジデンシャルホテル、アパートメントホテルと呼ばれる場合もあります。観光地やリゾート地に多い中期〜長期滞在向きのキッチン付きホテルをコンドミニアム、都市部にあるキッチン付きホテルをレジデンシャルホテルと表現するのが一般的です。
アパートメントホテルは、出張や単身赴任などのビジネス目的で滞在する宿泊施設で、シンプルなキッチンが主流です。コンロの口数が少なかったり、冷蔵庫が小さかったりするため、凝った料理を作るのは難しい可能性があります。
キッチン付きホテルを選ぶ際は、キッチンの性能や用意されている調理家電を確認するのがおすすめです。
キッチン付きホテルならではの過ごし方は?
キッチン付きホテルは、料理にこだわりたい方や、賑やかに過ごしたいグループでの旅行にぴったりです。特に長期滞在には、外食だけでなく自炊も可能なキッチン付きホテルがおすすめ。料理の時間も特別な思い出になる、キッチン付きホテルならではの過ごし方を紹介します。
こだわった料理が作る
観光地やリゾート地にあるキッチン付きホテルは、コンロが複数口あり、オーブンや大型冷蔵庫などの家電も揃っているのが一般的です。同時進行で様々な調理を行えるため、こだわった料理や大人数向けの料理も作れます。グループでの旅行やパーティーを兼ねた旅行におすすめです。
キッチンが広いから複数人で料理ができる
一般的なキッチン付きホテルは、複数人が同時に出入りできるような広々としたキッチンになっています。家族や友人同士で賑やかに料理を楽しむのも、素敵な旅の思い出となるでしょう。
料理しなくてもデリバリーで楽しめる
一日中観光やレジャーを楽しんだ後に料理をするのは大変です。長期滞在であれば、メニューに迷うこともあるでしょう。キッチン付きホテルであれば、デリバリーを頼んだり、テイクアウトで持ち帰ったりした料理を再度温めることもできます。キッチンに備え付けられている食器に盛り付けるだけで、見た目も楽しめる食事になります。
キッチン付きホテルの魅力
一般的なキッチン付きホテルは、コンロや流し以外にも調理器具や食器などが備え付けられています。調理を自分で行うからといって、キャンプのように大きな荷物を持ち込む必要はありません。自宅のように過ごせるキッチン付きホテルの魅力を紹介します。
調理家電・器具が揃っている場合が多い
多くのキッチン付きホテルには、フライパンや鍋、電子レンジなどの基本的な調理家電や器具が揃っています。大きな調理器具の持ち込みは必要ないため、持ち込む荷物が増え過ぎることを心配する必要はないでしょう。
お皿やカトラリーは用意されている場合が多い
コップやお皿、スプーン、フォークなどの基本的なカトラリーも、ほとんどのキッチン付きホテルには用意されています。小さなお子様連れであれば、お子様用の食器やカトラリー、食事イスの有無を事前に確認すると良いでしょう。
地元の市場やスーパーでしか取り扱っていない食材が調達できる
旅行中に珍しい生鮮食材を見つけても、帰路の時間を考慮して購入を断念した経験があるかもしれません。キッチン付きホテルの魅力は、地元の食材を買ってすぐに調理できる点です。食材を購入する際に、おすすめの調理法を尋ねておくのもおすすめです。
リビングとベットルームが分れている
キッチン付きのホテルは、余裕のある間取りで設計されている場合がほとんどです。リビングとベッドルームが分かれているため、就寝時に調理した時の匂いが気になることもないでしょう。
キッチン付きホテルで料理するときに必要な物
大型の調理家電はキッチン付きホテルに揃っていますが、細かな消耗品や賞味期限のある調味料などは備え付けられていない場合がほとんどです。キッチン付きホテルに宿泊する際に持っていきたい物を紹介します。
調味料
調味料や油などは、各自で用意する必要があります。塩胡椒などの粉末の調味料は、ジッパー付きのビニール袋に小分けするのがおすすめです。醤油や油などは移動中の漏れに注意が必要です。特に飛行機を利用すると気圧の変化で漏れやすくなるため注意しましょう。詰め替えよりも小瓶を購入する方が漏れづらいかもしれません。
食品用保存袋
ジッパー付きの食品用保存袋は、調理だけでなく、余った食材の保管や調味料の持ち帰りにも活用できます。かさばらないため、様々なサイズの袋を数枚ずつ持参すると良いでしょう。
アルミホイルやフライパン用ホイルシート
包み焼きやオーブン調理、落し蓋がわりにも活躍するアルミホイルは、持ち込みたい調理用品の一つです。フライパン用のホイルシートもあれば、洗い物を減らすこともできます。
食品用ラップフィルム
食品用ラップフィルムは食材の保存に欠かせないアイテムです。開封済みの瓶入り調味料を持ち帰る際も、ラップフィルムに包んでから袋に入れることで漏れを防げます。ホテルに備え付けられている場合もありますが、小さいサイズを持参すると安心です。
キッチンペーパー
キッチンペーパーは食材の下ごしらえや台拭き、洗い物にも活用できます。キッチン付きホテルに備え付けられている場合もありますが、無いと不便を感じやすいアイテムです。
電子レンジに使用できるプラスチック製の食品密閉容器
プラスチック製の食品密閉容器は余った料理や食材の保存に活躍します。電子レンジに使用できる密閉容器を持ち込めば、下ごしらえやレンジ調理にも活用できます。複数個持参しても重ねたり、調味料を入れたりできるため、かさばる心配のないアイテムです。
紙皿や割り箸
食器やカトラリーが用意されているホテルであっても、数や種類が十分でない可能性があります。念のため紙皿や割り箸を持参すると安心です。上手く活用すれば、洗い物を減らすこともできるでしょう。
保冷バッグ
市場やスーパーで買った食材をホテルに持ち帰る際や、調理の合間に食材の温度を一定に保ちたい際にアルミ製の保冷バッグが活躍します。外出時のカバンに入るようなコンパクトに折り畳めるものを持参すると良いでしょう。
キッチン付きホテルは東急バケーションズがおすすめ
キッチン付きホテルに備え付けられている調理家電や調理器具の種類やグレードは、施設によって差があります。東急バケーションズであれば、複数人で同時に調理ができる広々としたキッチンをご用意しています。
ラップやキッチンペーパーなどの調理に欠かせないアイテムも揃っているため、持ち込んでいただくのは食材と調味料だけです。土鍋やダッチオーブンなど、施設のロケーションやタイプに合わせた調理器具の貸出も行っています。コーヒーメーカーの貸出もあるため、毎朝香り高いコーヒーで優雅な時間をお楽しみいただけるでしょう。
まとめ
キッチン付きホテルは、施設によって用意されている物が異なります。ホテルを選ぶ際は、備え付けの調理家電や有料レンタル品などを確認しましょう。周辺にレストランがある宿泊施設であれば、外に食事に出ることもできます。作りたい時だけ自分で調理できるため、気楽に旅を楽しめるでしょう。
東急バケーションズの宿泊施設は、調理を存分に楽しめる快適なキッチンを用意しています。施設内や周辺にレストランもあるため、その日の気分にあわせて美味しい食事をお楽しみください。