札幌で桜を楽しむには?押さえておきたいお花見スポットを紹介します!
札幌
桜前線最後の地、北海道。お花見スポットが多くある札幌は、函館方面からゆっくりと春が訪れるため、桜の見頃もゴールデンウィーク頃です。
札幌のお花見では、ソメイヨシノ・ヤエザクラを始め、北海道特有のエゾヤマザクラ・チシマザクラも楽しめます。
この記事では、札幌で押さえておきたいお花見スポットや、札幌でお花見する際におすすめの宿泊施設をご紹介します。
札幌で見られる桜の種類は約6種類
札幌では全国同様に、ソメイヨシノ・ヤエザクラ・シダレザクラ・カスミザクラなどの桜が見られます。
それ以外にも、北海道特有の桜であるエゾヤマザクラ、チシマザクラが咲くのが札幌周辺の桜の特徴です。
エゾヤマザクラは、葉も花も赤っぽいピンク色。ほとんどの木が野生株のため、花の色が異なり個性があります。
咲く時期も同時ではないので、味方によっては、桜の花色がグラデーションのように見えます。
チシマザクラは、千島地方を原産とする桜で、咲き始めは薄いピンク色ですが、花盛りには白くなり、さらに散り際になると紅色になるというめずらしい桜です。
新川さくら並木
排水路として開設された人工河川の新川沿いにソメイヨシノ・エゾヤマザクラの計755本が地域住民の手により植樹され、出来たのが新川さくら並木です。
新川さくら並木は直線で10.5kmに及び、日本最長の桜並木といわれています。
おすすめのお花見スポットは、上流にある宮の森北24条通りと交わる「ダイイチ八軒店」周辺で、ソメイヨシノとエゾヤマザクラのコントラストが見事です。
開花時期は4月下旬から5月上旬。
札幌市内をゆっくり散策しながらお花見したいときに最適なお花見スポットです。
施設住所 | 〒001-0024 北海道札幌市北区北24条西17丁目2 |
施設URL | http://www.shinkawa-sakura.server-shared.com/ |
中島公園
中島公園は中島遊園地が前身の公園です。園内には、エゾヤマザクラ・ヤエザクラ・シダレザクラなど約400本の桜が咲きほこります。
桜の見頃は4月下旬から5月中旬。国指定重要文化財「豊平館」前には、濃淡のあるソメイヨシノとエゾヤマザクラが咲き、豊平館の白い建物と、ウルトラマリンブルーの池と、ピンク色の桜のコントラストがまるで絵葉書のように艶やかです。
中島体育センターから北海道立文学館へ続く桜並木は、若葉色の芝生の上に薄いピンク色の花が一段と際立ちます。
そして日本庭園内にあるシダレザクラは人気の高いお花見スポット。満開になると、あふれるほどの花で空が見えなくなるくらいです。
さらに藤棚周辺には、やや色の濃いシダレザクラが咲きます。園内の様々な場所で様々な桜を楽しめます。
施設住所 | 札幌市中央区中島公園 |
施設連絡先 | 011-511-3924 |
施設URL | https://www.sapporo-park.or.jp/nakajima/ |
北海道神宮・円山公園
北海道屈指のパワースポットとも言われる北海道神宮は、円山公園の隣に位置する神社です。
お花見スポットは、参道に植えられた桜。1875年に開拓判官の島義勇をしのんで北海道神宮の参道に桜が植えられました。それ以来、北海道神宮は北海道で最初の桜の名所と言われています。
神宮・公園内にはエゾヤマザクラを中心に、ソメイヨシノ・ヤエザクラ・シダレザクラ・チシマザクラなどがあり、桜の木の本数は約1400本。
桜の開花時期になると、参道から北海道神宮までが桜のトンネルのようになり、多くの参拝客を出迎えてくれます。
また、隣接する円山公園も桜の名所であり、園内ではレジャーシートを敷きお花見を楽しめます。
施設住所 | 〒064-0959 北海道札幌市中央区宮ケ丘 |
施設連絡先 | 011-621-0453 |
施設URL | https://maruyamapark.jp/ |
モエレ沼公園
モエレ沼公園は、世界的な彫刻家であるイサム・ノグチ氏の設計によるアートパークです。
園内には、ノグチ氏のデザインした多数の遊具や、ガラスのピラミッド、最大25mまで噴き上がる海の噴水などのシンボル施設があります。
桜の開花時期は5月上旬から中旬で、おすすめはサクラの森という施設。
約1600本もの桜の森の中にカラフルな遊具が点在し、遊びながらお花見を楽しめます。
桜の種類は、エゾヤマザクラ、カスミザクラ、ミネザクラ、ヤエザクラ、ソメイヨシノなど。自然と一体となってお花見も遊びも堪能できるファミリーに最適なお花見スポットです。
施設住所 | 〒007-0011 北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1 |
施設連絡先 | 011-790-1231 |
施設URL | https://moerenumapark.jp/ |
真駒内公園
真駒内公園は札幌オリンピックの舞台となった公園です。
園内の桜の見頃は4月下旬から5月下旬。約1000本の桜があちらこちらで咲き誇ります。
真駒内公園の桜は2種類あり、4月上旬からエゾヤマザクラ、5月中旬からヤエザクラと北海道としては少し早めのお花見が楽しめる場所です。
見どころは、園内にあるセキスイハイムスタジアム外周にある並木道。
自然豊かな園内をお花見をしながら散策ができます。
また、桜が見頃を迎えている真っただ中の5月上旬にはカタクリの花も見頃を迎えるので、こちらもおすすめです。
施設住所 | 〒005-0017 北海道札幌市南区真駒内公園3番1号 |
施設連絡先 | 011-581-1961 |
施設URL | http://www.makomanai.com/koen/ |
札幌の桜を楽しむときにおすすめの宿
札幌では、ソメイヨシノ・ヤエザクラなどと並んで、エゾヤマザクラ・チシマザクラといった北海道特有の桜も楽しめます。
札幌のお花見スポットは規模の大きい場所が多く、広範囲に及ぶため、数日かけて訪れてみるのもよいでしょう。歩き疲れた日でも、ゆったりできるおすすめの宿を紹介します。
東急バケーションズ 札幌
東急バケーションズ 札幌は、札幌の中心地にある中島公園に近接する札幌エクセルホテル東急の15から17階にある宿泊施設です。
客室はモダンな空間に和のテイストを加えた2LDKの客室で、定員6名のため、大人数でも宿泊が可能。
高層階から札幌の夜景をご堪能いただけます。
施設内には、各種レストランが併設されていますが、客室内のキッチンでも料理できるので、外食も自炊も選択できます。
中島公園へは徒歩圏内であり、散歩がてらお花見が可能です。また、豊富な交通機関を利用して、札幌市内のお花見スポットへも出かけられます。
まとめ
札幌の春は本州よりもやや遅れて訪れます。桜の見頃もゴールデンウィーク頃のため、休日と合わせて訪れやすいことも魅力です。
他の地域にもみられるソメイヨシノだけではなく、北海道特有のエゾヤマザクラ・チシマザクラも楽しめます。
桜の色がグラデーションに見えたり、ピンク・白・紅色へと変化したりと、めずらしい桜が楽しめます。
札幌のお花見スポットは数が多く、長期間滞在して複数カ所を訪れて楽しむとよいでしょう。
東急バケーションズのVacation Mastersを利用すれば、桜の開花時期に合わせて10年間、7泊以上の宿泊予約が可能です。
大切な方と一緒に、札幌の春を思う存分満喫してみませんか?