最近話題のリトリートとは？メリットや楽しみ方を紹介します
ホテル・別荘豆知識
ワークライフバランスを意識する方が増えるにつれて、リトリートと呼ばれる旅に注目が集まっています。定期的なリトリートで心身の疲れを癒すことで、日常生活をさらに精力的に過ごせるようになるかもしれません。
今回はリトリートの意味やメリット、おすすめの過ごし方を紹介します。リトリートに適した自然豊かな宿泊施設も紹介しますので、リトリートを計画する参考にしてください。
リトリートの意味とは？
本来のリトリート（Retreat）は、日常生活から離れて静かに内省する宗教活動を表す言葉でした。さらには退却や後退、静養先、隠れ家などの意味も持っています。現代でよく用いられているリトリートは、心と体をリラックスさせることを目的とした旅を指します。どのような要素を含んだ旅をリトリートと呼ぶのか、詳しくみていきましょう。
リトリートはストレスマネジメントのひとつ
リトリートは、以下の4つのRを含む旅です。
- レスト（Rest）：疲労回復のための休息
- レクリエーション（Recreation）：気分転換
- リラクゼーション（Relaxation）：緊張をほぐす
- リトリートメント（Retreatment）：回復
仕事や日常生活から離れた場所で自分と向き合う時間を作れるリトリートは、ストレスマネジメントの一環になると考えられています。
リトリートと旅行の違い
リトリートの目的は、心身を休めることです。観光が目的の旅行とは、行き先や現地での過ごし方が異なります。リトリートでの休息は、一時的なリフレッシュと考えるのではありません。リトリートを日常生活のオアシスとし、ストレスフリーな生活を継続することが理想です。手軽で継続性のあるリフレッシュ法を見つける目的もあります。
リトリートで期待できるメリットとは？
家で休日を過ごそうとしても、仕事や家事が気になってしまう方が多いはず。普段の生活空間と異なる場所で過ごすリトリートであれば、日常生活から自分を切り離すことが可能です。観光旅行や自宅で過ごす休日とは異なる、リトリートならではのメリットを紹介します。
自分自身と向き合える
日常生活を仕事や家事で忙しく過ごしている方が、ゆったりとした時間を過ごせるのがリトリートです。つい自分の時間を後回しにしがちな方にとって、あえて予定を詰め込まないリトリートは貴重な時間となるでしょう。
ため込んだストレスをリフレッシュ
リトリートを心身のデトックスと表現する方もいます。意識的に何もしないことにより、休んだり自分を労わったりする感覚を得られるだけでなく、普段いかに時間に追われているかを実感できるでしょう。
これからのことを考える時間が作れる
予定に追われない時間が続くと、様々な思考が頭に浮かんできます。後回しにしていたことをじっくり考えられたり、新しい考えが浮かんだりする可能性もあります。普段行かない場所で過ごせば、新たな出会いもあるかもしれません。
リトリートは具体的に何をすればいい？
何もしないのがリトリートと言われても、客室内で時間を過ごすだけではもったいなく感じる方もいるかもしれません。リトリートでは、時間に追われない程度に心身をリフレッシュできるアクティビティを取り入れるのがおすすめです。
メディテーション（瞑想）
瞑想中には自律神経を整え、緊張や不安を緩和するα波という脳波が出ます。頭の中をクリアにし、自分を見つめ直す時間になるでしょう。瞑想を習慣化すると、パフォーマンス向上や集中力の維持が期待できます。
自然の中に行く
自然が心身のリラックスに与える効果は数多くあり、欧米では森林セラピーやタラソセラピーなど医療分野で用いられています。森や海で過ごしながら、自然の音や香りを全身で感じましょう。日常生活に戻っても、今まで感じてこなかった自然の変化に気付く機会が増えるかもしれません。
ヨガやスパ
呼吸法や姿勢、瞑想を組み合わせたヨガも、心身の緊張をほぐすのにぴったりです。血行促進とほどよく汗を流すには、スパを活用する方法もあります。ただゆっくりするのではなく、適度に体に負荷をかけると、自律神経を整える効果も期待できます。
温泉やリゾート地に行く
温泉は、緊張をほぐし心身ともにリラックスするのにぴったりです。泉質によっては肌質の変化も実感できるでしょう。リゾート地で味わう普段と異なる景色や食事も、心に新鮮な刺激を与えてくれます。
リトリートするときの注意点
自分を労わるためのリトリートでは、心身の疲労回復と健康増進に気を配りましょう。リトリートを計画、実施する際の注意点は以下の通りです。
食事に気を配る
暴飲暴食するのではなく、心身を休める時間に適した健康的な食事を心がけましょう。バランスのとれた食事や、地産地消の新鮮な食材を楽しめる宿泊施設を選ぶのがおすすめです。
予定を立てない
休みを有効活用したいと考えると予定を入れたくもなりますが、リトリートと観光は別の機会に分けるのがおすすめです。あえてゆっくりする時間を過ごしましょう。
ストレス要素を排除する
旅の準備や計画をストレスに感じる方もいます。食事やスパなど現地でのアクティビティを全て含んだプランで予約すると、落ち着いて過ごせるでしょう。
リトリートをするときにおすすめのホテル
普段都会で過ごしている方のリトリートには、自然溢れるリゾート施設がおすすめです。全国17か所にある東急バケーションズの施設の中から、山や海を満喫できる宿泊施設を紹介します。
東急バケーションズ 箱根強羅
日本を代表する温泉どころでリトリートを行うのであれば、東急バケーションズ 箱根強羅がぴったりです。大涌谷温泉を源泉とする大浴場には、青々とした自然を楽しめる露天風呂も完備しています。
山に囲まれた温泉街は、散策スポットも豊富。開放感あるフランス式庭園でのんびり過ごせる箱根強羅公園で、四季折々の花を楽しむのもおすすめです。
東急バケーションズ 伊豆高原
海と山が近いリトリートにぴったりなロケーションにあるのが、東急バケーションズ 伊豆高原です。客室内のリビングには大きな窓があり、柔らかな日差しと伊豆高原の自然を楽しめます。大浴場から眺める青々とした木々に心身共に癒されることでしょう。
愛犬と過ごせる部屋や伊豆急行線のジオラマルームなど、ライフスタイルや趣味に合わせた客室を選べるのも魅力です。周辺ではトレッキングや散策など、自然を味わうアクティビティもお楽しみいただけます。
東急バケーションズ 沖縄
山より海派の方には、東急バケーションズ 沖縄でのリトリートがおすすめです。客室や屋外プールからは、沖縄の醍醐味とも言える美しい海を堪能でき、海に沈む夕日や朝焼けなどの美しい景色を存分に味わえます。リゾート内にはジムやスパもあるため、適度に体を動かすことも可能です。
施設内にレストランが複数あり、その日の気分や体調に合わせた食事がとれるのも魅力。様々なテイストの料理が楽しめるテイクアウト専門店は、客室内でゆったり過ごしたい方におすすめです。
東急バケーションズ 宮古島
さらに非日常感を味わうのであれば、東急バケーションズ 宮古島をおすすめします。オーシャンビューの客室では、東洋一と言われる与那覇前浜ビーチを独占している気分を味わえます。
プールやサウナ、スパなど心身のリセットができる施設も充実しているため、長期滞在にもぴったりです。敷地内には広大な散策エリアもあり、四季折々の草花や、オカガニやキシノウエトカゲといった珍しい生き物にも出会えるかもしれません。
まとめ
日常生活を慌ただしく過ごしている現代人にとって、ただ休むだけの時間は貴重です。リトリートで自分を労わる時間を作れば、今まで気付かなかった自分の一面が見えてくるかもしれません。
東急バケーションズには、全国各地にリトリートにぴったりな自然に囲まれた宿泊施設があります。まずは一泊からご利用可能なVacation Styleプランで、お気に入りのリゾート施設を見つけてみてはいかがでしょうか。