二拠点生活を始めるコツとは?デュアルライフ向きのエリアや住民票について解説!
ホテル・別荘豆知識
ワークライフバランスを見直したい方に、二拠点生活の人気が高まっています。二拠点生活に興味はあっても、費用や拠点選びに不安を抱える方もいるでしょう。今回は二拠点生活のメリットやデメリット、注意点とともに、二拠点生活におすすめのエリアを紹介します。
二拠点生活(デュアルライフ)とは?
二拠点生活(デュアルライフ)とは、都会と田舎など2箇所の拠点で暮らすライフスタイルです。平日は本宅から仕事に向かい、休日は別宅で過ごすのが、今までの二拠点生活の送り方でした。テレワークの広まりにより、平日や休日を問わずに本宅と別宅を使い分ける二拠点生活も可能になっています。
二拠点生活を始めるメリット
一時的な旅行とは異なり、別宅でも多くの時間を過ごす二拠点生活には、リフレッシュだけにとどまらない様々なメリットがあります。
趣味を満喫できる
海や山のアクティビティが好きな方が自然豊かな環境に別宅を構える二拠点生活を始めれば、さらに趣味を楽しむ機会を増やせます。
新たな繋がりが生まれる
二拠点生活では別宅でも多くの時間を過ごすため、おのずと地域の人との関わりも生じます。別宅周辺で暮らす人と知り合うことにより、新たな繋がりや価値観が生まれるかもしれません。
将来の移住先選びに繋がる
何度も同じ場所を訪れる二拠点生活を行なえば、旅行よりもじっくりと周辺環境を見極められます。将来的に完全移住を視野に入れている方は、二拠点生活をお試し移住として利用するのもおすすめです。
仕事とプライベートにメリハリが出る
日常生活を過ごす本宅と趣味に没頭する別宅など、拠点によって過ごし方に変化をつけると、オンとオフのメリハリが出ます。休日も仕事が頭から離れない方は、二拠点生活で環境自体を変えると良いでしょう。
二拠点生活を始めるデメリット
二拠点生活の最も大きなデメリットは、お金と時間がかかる点です。拠点選びを始める前に知っておきたい二拠点生活のデメリットを紹介します。
お金と時間が必要
生活拠点を構築する費用だけでなく、拠点間を行き来する度に交通費や時間がかかります。拠点の選定は無理のない距離で行いましょう。
地域によっては移動しづらい季節がある
雪の深い地域や台風が通る地域に拠点を構えると、季節によっては行き来するのが困難になります。周辺環境や交通手段は事前によく確認しましょう。
防犯面に不安がある
同居家族全員で二拠点生活を行うと、本宅と別宅のどちらかが無人の状態になります。別宅を使用していない間の防犯が不安であれば、ホテルやリゾート施設を活用する方が良いかもしれません。
二拠点生活の始め方
二拠点生活を始めるには、まず距離や環境を考慮して拠点を決める必要があります。くわえて、物件を賃貸するのか購入するのか検討する必要もあります。移住や二拠点生活誘致に積極的な自治体は支援制度が充実しているため、支援内容や条件も確認しましょう。
物件契約の前にはホテルやリゾート施設を用いて、お試し宿泊を行うのがおすすめです。夏や冬など気候が極端な時期に何度か宿泊すると、その土地を選ぶメリットやデメリットを体感できるでしょう。
二拠点生活にかかる費用
住民税は住民票を置いている地域に払うイメージがあるかもしれませんが、セカンドハウスも生活拠点とみなされるため住民税が発生します。住民票のある地域では所得割と均等割が課税されますが、セカンドハウスのある地域では均等割のみ課税されます。
住民税に加えてセカンドハウスの初期費用やランニングコストが必要になるため、二拠点生活を始めると、基本的に住居にかかる出費は2倍になると考えましょう。
二拠点生活を始める際の注意点
二拠点生活を始める際は、滞在時間が長い生活拠点の方に住民票を置きましょう。自治体による支援を受ける条件に住民票の移動が含まれている場合もあるため、支援制度の内容や条件は事前によく確認することをおすすめします。
二拠点生活を始める前のお試し滞在には、1泊から宿泊できる東急バケーションズを活用する方法もあります。決まった日程で10年間の予約を連続してとれるプランもあるため、二拠点生活の拠点のようにご利用いただくことも可能です。
二拠点生活に向いている人
二拠点生活は移動に時間がかかるため、土日休みや有給がとりやすい方など、連休が作りやすい方におすすめです。IT系やECサイト運営、事務などインターネット環境があれば仕事ができる方であれば、就業日であってもセカンドハウスで過ごせます。
二拠点生活に向いているエリアの特徴
「木々の緑が好きだから山」「青い海と波音に癒やされたい」など、自身のこだわりが反映できるエリアを二拠点生活の場として選びましょう。ただしあまりに自宅から遠い場所を選ぶと、まとまった連休がないと訪れづらくなります。移動に時間と労力がかかり過ぎないエリアを選ぶのがおすすめです。
二拠点生活向きのエリアについて
二拠点生活を行うのであれば、普段の生活拠点と異なる環境のエリアを選ぶと良いでしょう。飛行機や新幹線での移動に便利な二拠点生活向きのエリアを紹介します。
伊豆
首都圏から近い静岡県伊豆エリアであれば、1泊2日から自然に囲まれたリゾート体験が可能です。
大室山の麓で、海と山、さらに温泉も味わえるのが東急バケーションズ 伊豆高原です。別荘やリゾート施設、飲食店などが集まる別荘地エリアにあるため、部屋での時間と外での時間の両方を満喫できます。
海が好きな方におすすめできるのが、花と自然溢れるオーシャンビューのリゾート施設、東急バケーションズ 伊豆今井浜。屋外プールや温泉、アロマテラピートリートメントなどの付帯施設も豊富で、日常の喧騒から離れたリフレッシュタイムにぴったりです。
沖縄
沖縄には海水浴シーズン以外であっても、美しい海に癒やされたい方が多く訪れます。沖縄ならではの自然や歴史、食に出会うのであれば東急バケーションズ 沖縄です。
美ら海を一望できる屋外プールや複合スパでリフレッシュしながら、レストランやカフェ&バーで美味しい食事やお酒を楽しめます。万座毛やアメリカンビレッジ、美ら海水族館などの観光スポットへのアクセスも良好です。
宮古島
息を呑む美しさを誇るビーチといえば、宮古島の与那覇前浜ビーチです。白砂と青い海のコントラストが美しい与那覇前浜ビーチをプライベートビーチとしているのが、東急バケーションズ 宮古島です。
海の美しさはさることながら、夜に見上げる星空の美しさも圧巻。クルーズやマリンレジャー、フィールドレジャーなどのアクティビティも充実しているため、お子様連れでの宿泊にもぴったりです。
軽井沢
四季の移ろいを自然から味わえるのが、歴史ある別荘地の軽井沢です。スーパーやレストラン、カフェ、美術館など、生活に必要な施設から観光施設まで揃っているため、二拠点生活にも向いています。
軽井沢駅から徒歩圏内の東急バケーションズ 軽井沢は、カラマツ林を望むバルコニーも魅力。澄んだ空気の中でのティータイムや仕事は、日常とは異なる爽快感を味わえるでしょう。
北海道
空港からのアクセスが良く、小樽や旭川などにも足を伸ばせる札幌は二拠点生活にもおすすめです。東急バケーションズ 札幌であれば、現代的な洗練された空間で快適なリゾートライフを過ごせます。和食と洋食の専門店も併設されているため、寒い日に買い出しに出ずとも美味しい食事を楽しめます。
まとめ
オンオフの切り替えにぴったりな二拠点生活は、別宅のランニングコストや防犯面などに不安があります。手軽に二拠点生活を始めるのであれば、ホテルのように予約するだけで利用できる東急バケーションズがおすすめです。客室内で洗濯や調理も可能なため、自宅のように快適にお過ごしいただけます。